スパトレ de 「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」の体験談
「瞬間英作文」は最初に出版された「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を一通りできるようにはなったのですが、ちょっと図書館で続編の「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」を借りて車でCDを聴いてみたところ詰まってすんなり英訳できないところが結構あったのでレッスンを受けてみる気になりました。
英文は平易なので英訳だけでしたら少し予習して2,3すんなりと出ない英文を重点的に何度か繰り返せばできるようになりました。(最後のパート、Part 2 中学123年+α以外)
前々回のレッスンがきっかけとなって今は発音にハマっているので予習の際なるべく多くのセンテンスをGoogleドキュメントで正確に聴き取ってもらえるように練習しました。
googleドキュメントの音声入力を使った発音練習のすすめ。でも書きましたが、今は手軽に効果的な発音練習ができる時代なので英語を学習する際に発音練習をしないことは非常にもったいないと思います。
発音も同時に練習すると英文も覚えやすくなり学習効果が断然上がります。
このテキストに出てくる英単語で発音しにくい単語の解説をYou Tubeから探してきてリンクを貼っておきました。英作文するだけでなく発音も同時に練習したほうが英文も楽に覚えることができ断然お得なのでお試しください。後半は、英文を覚えるのに時間がかかり発音練習できなかったので前半だけです。
目次
レッスンの概要
【トレーニングの流れ】
STEP 1 トレーナーが予約箇所のページの中の英文をランダムに質問します。本文と同じであればTrue、違えばFalseと答えてください。
STEP 2 トレーナーがランダムに予約箇所のページに記載されている番号を言います。英語の部分を隠し、日本語だけを見て、1秒以内に素早く文を翻訳し、口頭で答えてください。
STEP 3 ランダムに並べられた単語を並べ替えて正しい英文にします。
STEP 1 はスパトレではおなじみのミニテストのようなものです。講師が読んだ英文がテキストと一致しているかを答えます。正しい英文でもテキストと違っていればfalseと答えます。
STEP 2がメインのレッスンです。前半は、短い文が多いので文字通り瞬間英作文も簡単です。後半の文型コンビネーショントレーニングはかなりの長文が出てくるので私の場合全てを「瞬間」に英作文することはできませんでした。
STEP 3の順番を入れ替えた文(Jumbled words)は長文の場合、日本語訳を覚えていないと日本語から英作文するよりも難しいです。
また、チャットボックスに表示される文字は小さくて見にくかったのでワードにコピペして読んでいました。そうしたところ最近になって拡大、縮小する方法を知りました。やり方は以下の通りです。テンキーボードの[-]や[0]では作動しません。
拡大:[Ctrl] + [Shift] + [;]
縮小:[Ctrl] + [-]
デフォルト:[Ctrl]+ [0]
進行スピード
最初のうちはスラスラできたので次のパートに進むこともありました。しかし、Part 2の長文の箇所は逆に1レッスン分の半分しか進まないことも多くなりました。
文型シャッフルトレーニング
ここは、ほとんどが10語程度の短文ばかりなので「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を終えた人であれば英訳することに苦労することはないでしょう。
このパートでは予習の時間はほぼすべて発音練習に当てました。
01
1.Who cooked this?
Who がGoogleドキュメントで認識してくれません。例によってYou Tubeでしらべたところこちらの動画に解答がありました。who は h の音なのに f になっていたようです。
簡単に言えば h は唇に息がかからないけどf は唇に息がかかるように発音します。詳しくは、You Tubeにたくさんあるフォニックス動画を見てみてください。
いままで、of など f の発音で苦労してきましたが、こんどは hです。
日本人にはどちらも大差ないように思えますが、ネイティブには全く違う音に聞こえるようです。Googleドキュメントに音声入力しているとよくわかります。
06
6.The boy whose uncle is American is good at English.
whoseがうまく言えないと思っていたら↑で書いた h の発音にするのを忘れていました。h の発音を意識したところうまく行きました。
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2.Do you think that it will rain in the afternoon?
that と it willが難しいです。この動画とこの動画を参考に発音してみたところうまくいきました。thatはザットではなくザッ、it willはイトォと発音してみたところうまく行きました。
4.Are those girls his daughters?
girlが難しいです。一応この動画を見て単独ではたまにGoogle先生からOKが出るようになりましたが、センテンスではだめです。
08
1. The garden is covered with flowers.
flower は以前にもどこかで出てきて発音練習しましたがうまくできなかった発音の難しい英単語です。f と l と wの発音の意識する必要があります。
単独ではだめでしたがセンテンスではこちらの動画を参考にしたところGoogleドキュメントに聴き取ってもらえました。
簡単に言えば f は上前歯を下唇に軽く当て l は舌先を上前歯の後ろあたりに付け、w は口をすぼめる。詳しくはYou Tubeにたくさんあるフォニックス動画を見て下さい。
5.Have you ever been spoken to by a foreigner?
foreignerが全然だめです。こちらの動画を見てforegnはなんとか言えるようになったのですが、foreignerになると全くGoogle先生からOKが出ません。
また、英訳する時につい、現在完了(経験)の定番表現have you ever been toと言ってしまいます。
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2.When did it begin to snow?
did it をディドゥイットはっきり発音するとGoogle先生は聴き取ってくれません。ディディッと発音すると正確に聴き取ってくれます。
5.As she became sleepy she turned over TV.
as の a や off の f をフォニックスの基本通り発音しないとas が annd, off が on などになってしまいGoogle先生からお叱りを受けます。
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1.As he felt cold he turned on the heater.
簡単そうですが、フォニックスを意識しないで発音するとGoogleドキュメントは正確に聴き取ってくれません。
ポイントは as の a 、feltの f 、heaterの h です。
Fは歯と唇の間から息が漏れるように、hは逆に摩擦音をさせないように発音する必要があります。
これらが無意識にできるように慣ればよいのですが、まだまだですね。
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7.Is your son shy?
この発音が超絶難しいです。shyしかGoogleドキュメントは認識してくれません。sonはどうしてもsomeになってしまいます。こちらのYou Tube動画を見るとsonは口を閉じないとありますがそれでもsomeになります。
これはCDの音声でもGoogleドキュメントは聞き取れないのではないかと思いためしてみたところCDの音声は完璧に正確に聞き取りました。
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1.He always enjoys the food his wife cooks.
enjoysの s をかなりはっきり発音しないとGoogleドキュメントに認識してもらえません。私からすればそれほど重要に思われないところが重視されます。
もちろん fuud もしっかり f の音を意識しないと h になってしまいます。
2.He promised to travel with her.
以前、何度練習してもだめだったtravelがこのセンテンスの中ではちゃんと認識してもらえます。一方、herはなんどやってもだめです。なぜか、visaになってしまいます。
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9.How fast they run!
runが何度やってもGoogleドキュメントが聴き取ってくれません。CDの音声は正確に聴き取ったので私の発音がだめなようです。いろいろなYou Tubeを見たところこちらの動画を見て口の形や音をまねたところたまにうまくいくようになりました。
コツとしては最初に小さな ゥ を付ける感じで最後は n の発音を意識して唇は閉じないとうまくいきました。
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5.is your brother a student of this school?
どうしてもthis schoolが the schoolになってしまいます。試しにCDの音声をGoogleドキュメントに聞かせたところやはりtheになりました。
これで諦めが付きました。
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2.Dancing with him is a lot of fun.
a lot of は普通にアロットオブと発音するとhe's a roto など毎回違った意味不明な単語に変換されます。Google先生も頭を悩ませているようです。
こちらの動画で言っているようにアラーラヴと発音するとGoogleドキュメントは正確に聴き取ってくれます。
ただ、with himも難関でこちらはいまのところできません。
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8.Do you know where she went yesterday?
wentの最後のtの強弱が難しいです。はっきり発音するとwent toになってしまい、弱すぎると違う単語になってしまいます。
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6.Did they see the plane take off?
seeを正確に発音しないと他の単語も全く違う意味不明な単語と見なされてしまいます。seeの発音はそれほど難しくなくちゃんと意識すれば誰でもできると思います。発音記号はsíːでスィーと言った感じです。詳しくはこちらの動画で確認できます。
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7.Did you see the man steal the key?
stealがなかなかGoogleドキュメントに聴き取ってもらえませんでした。Google翻訳に入力して発音を聞いてみたところスティーォと聞こえたのでそのように発音してみたところ聴き取ってもらえました。
こちらの動画にあるように l は ォ と発音するとうまくいくことが多いようです。
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7.At first I saw to that story was true.
最初、firstがうまくできませんでしたが、この動画を見てやってみたところ案外簡単にできるようになりました。
ただ、この文はthoghtのthも意識しないといけないので続けて発音してGoogleドキュメントにすべて正確に聴き取ってもらえるようになるには少し苦労しました。
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5.The scientist saw an apple fall off the tree.
このセンテンスはGoogleドキュメントに正確に聴き取ってもらえませんでした。まず、sawがうまく発音できませんでした。こちらの動画を参考に練習したところ単体ではなんとか言えるようになりました。ただ、センテンスの中では認識してもらえません。また、fall offとf の発音が続いていることが発音を難しくしているのだと思います。
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10.I won't see him again.
won'tの発音がwant toと紛らわしく超絶難しいです。この2つを私が普通に発音するとどちらもwant toになるのでwon'tと言いたい場合はwill notと言うことにします。こちらの解説動画を見てwon'tを一音節で発音してみてもうまくできませんでした。
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5.What were you doing at 8:00 last night?
最初、at が何度やってもafterになって困りましたが、CDを聴いてイントネーションもCDを真似て発音したところGoogleドキュメントで正確に聴き取ってもらえました。イントネーションもおろそかにはできないですね。
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6.Have you ever touched a lion?
lionの発音が難しかったです。この動画を参考にl と a と n の発音を意識してやってみたところうまくいきました。
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8.The woman looks very tired doesn't she?,あの女性はとても疲れているように見えますね。
theとthatの使い分けはいまだによくわかりませんが、「あの」とあるのでthatかと思いました。、CDでもthatに聞こえました。Googleドキュメントに聞かせたところやはりthatと聞き取りました。
また、womanはいつもどおりの私の発音ではGoogleドキュメントはまったく聞き取ってくれません。ただこれは、世界一わかりやすい英語の発音の授業の64ページに書いてあったように唇を思いっきり突き出してあとはaの発音に注意すればそれほど難しくありません。
生徒も発音よりも英文法や長文読解のレッスンを望む声が多かったにも関わらず関氏は発音に力を入れていました。生徒も授業を聞き始めると発音の大切さがわかりすぐに熱心に聞くようになったそうです。
この本は現在Kindle Unlimitedで初めての方は30日無料で読むことができます。
文型コンビネーション Part1
前の章よりも少し長めの英文になりますが、中3レベルは含まれてなく、語数もせいぜい12語程度の英文なので易しいです。こちらも予習の時間は発音練習していました。
01
5.Which orange do you want to eat?
whichがなかなかGoogleドキュメントに聴き取ってもらえません。これらのYou Tube動画を参考にしてもダメでした。
なんどもやっているうちに最初に軽くゥと言うとうまくいくことがわかりました。これでたまにGoogleドキュメントが聴き取ってくれるようになりました。which単独ではほぼうまく行きますが、センテンス中ではなかなかうまくうまく行きません。
02
1.Do you think that this desk is made of wood?
最初、thatが全然ダメでした。この動画を見てthの音の他に a も意識しないといけないと気付かされました。そうしたところほぼ100発100中でうまくいくようになりました。
6.She wanted to give her mother some flowers.
最初、wantedがGoogleドキュメントになかなか聴き取ってもらえませんでしたが、CDの音声を聴いて全体のイントネーションもCDを真似て発音してみたところ正確に認識してもらえるようになりました。
個々の単語の発音が正しくても文全体のイントネーションが悪いと正確に認識してもらえません。日本語でも聞き慣れないイントネーションだと理解するのに時間がかかるのと同じことですね。
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4.This pencil has not been used by anybody yet.
pencilが最初、全くGoogleドキュメントに聴き取ってもらえませんでした。pencilGoogle翻訳で表示される発音記号を意識して読んだところうまくいきました。ただ、センテンスとしてはダメでした。this pencilがdispenser になってしまいます。
6. Reading English is much easier for me than speaking English.
このセンテンスとは私でもちゃんとフォニックスを意識して読めば正確にGoogleドキュメントに聴き取ってもらえます。しかし、無意識に普通に読んでしまうと
leading the English is much easier homey to Dan speaking English
となってしまいます。reading の r と for の f と than のthを意識すれば大丈夫です。
09
5.The man wants to earn much more money than now.
enrnがかなり難しいです。このYou Tube動画を参考に練習しましたがダメでした。Google翻訳に音声入力するとdamnになってしまいます。スマホのGoogle翻訳で発音させてパソコンのGoogle翻訳に聞かせたところやはりdamnになりました。
しかし、CDの音声では正確に聞き取ります。
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5.This flower smells good doesn't it?
doesn'tが最初なかなかGoogleドキュメントに認識してもらえませんでした。この動画をみて t をほとんど発音しないようにして、CDを聴いてアクセントを少し強めに発音したところ正確に聴き取ってもらえるようになりました。しかし、このセンテンスではthisがもっと難しくかなりの確率でtheseになってしまいます。
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8.When he looked at the clock he was happy to know that it wasn't eight o'clock yet.
whenがなかなかGoogleドキュメントに聴き取ってもらえません。いろいろ試してみた結果ゥエンヌのように発音するとうまくいくことが多いことがわかりました。参考動画はこちら。
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4.We tried to make as few mistakes as we could.
make as fewの箇所が何度やってもmake a fewになってしまいます。GoogleドキュメントはCDの音声ですと正確に聞き取るので発音が間違っているようです。
Part 2 中学1・2・3年+α 文系コンビネーショントレーニング
ここは、Part1よりも少しセンテンスが長くなります。このパートも最初のうちはそれほど難しく感じませんでしたが、だんだん一度読んだだけでは覚えられない英文が増えてきて予習に時間がかかるようになりました。
また、聞いただけでは意味がわからないセンテンスも増えてきました。予習の際にしっかり日本語訳の内容を頭に叩き込んでおかないと英訳に時間がかかり間違えやすくなります。特に、jumble wordのレッスンの際には日本語訳を覚えていないと並べ替えにかなり苦労します。
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1. I want students who want to study English to use this dictionary.
私の発音ではtoを発音していないのにGoogleドキュメントはwant to studentsと認識してしまいます。CDの音声で試したところ正確に聞き取ります。なぜだろう?
何度も試したところ、ウォンチューデンツのように続けて発音したところ正確に聞き取ってもらえました。でも、あまりはっきりウォンチューと行ってしまうと今度はwant youになってしまうのでさじ加減が難しいです。
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8.As the girl who was injured in the car accident coluld not go to school for three months, she read many books her mother bought for her.
この英文はかなり長いです。このテキストで最長かもしれません。
ここは、発音以前にまずセンテンスをよどみなく英訳できることを優先しました。ただ、一見難しそうですが、Asからカンマまでとそれ以降の2つに分けて考えると案外かんたんに英訳できました。
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このテキストは最初の方はやさしい英文ばかりでしたので予習の際いつもはやっていたディクテーションはしませんでした。しかし、このパートは完璧に聞き取れない英文も多かったのでディクテーションするようにしました。
その分、発音練習する時間は減りました。
7.As Russian is too difficult to learn, I think I will study a foreign language that is easier.
このRussianが何度聞いてもbrushing に聞こえました。試しにGoogleドキュメントに聞かせてみました。Googleドキュメントは私が聞き取れない単語でも大抵は正確に聞き取るのですがこの単語は私が聞こえたようにbrushing と入力されました。
少し、自分のリスニング力も上がったのかな? と嬉しくなりました。
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きょうは最近サボっていたGoogleドキュメントを使った発音練習をしました。するとaを正確に認識してもらえませんでした。フォニックスで学んだことを忘れてしまい何気なく発音してしまいました。Google先生は見逃さずにしっかり指摘してくれます。ちゃんと意識すれば正確に聞き取ってもらえました。やはり、定期的な発音練習は大切です。
8.She doesn't want her room she keeps clean to be used by others.彼女はいつもきれいにしておく部屋を、他人に使われたくない。
これは日本語訳に忠実に英訳するとalways keeps cleanとalwaysを入れたほうが正確ですね。
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ここは、最後のレッスンですが、比較的スムーズに英訳することができました。ここまでで300の文型コンビネーションの長文を英訳してきましたが、さすがにこれだけ練習すると英作文の力が向上します。
ただ、まだ口をついて出てくるレベルではないのでもう少し練習が必要です。
まとめ
この教材は、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を終えてから試したほうが良いでしょう。最初の方は、平易ですが、最後の章の「中学123年+α文型コンビネーション」ではいろいろな文型が組み合わされていてワンセンテンスで語数も25以上あるものもあるので簡単には口をついてでてきません。
それでも一通り最後までやると長くても似たような構文のセンテンスが何度も出てくるので意外とすんなり英訳できるようになりました。そして比較的長めの英文もそれほど恐れることはないな、と思えるようになりました。
このテキストは、後半は前半よりもかなりレベルが高く感じます。後半は瞬間ではない英作文の練習に良いと思います。最終的には瞬間でできるようになれば良いと思います。
独学でも学習は可能ですが、スパトレで予約をしておけばついついサボりがちな私のような性格でも規則的に計画通り学習することができます。また、講師に見られていると緊張感もあるので独学でテキストを読むよりはるかに集中しますので効果も断然違います。
もし、この教材を使っての学習を考えているのであればスパトレとの併用がコスパが良いのでおすすめです。