サラ・オレインさんの意外な過去

現在「おとなの基礎英語」に出演中のサラ・オレインさんが今日の読売新聞で紹介されていました。
いままでは、「おとなの基礎英語」のテキストに出ている簡単なプロフィールで「オーストラリア出身で音楽と日本語が得意な才女」というくらいしか知りませんでした。
「おとなの基礎英語」は今年4月にリニューアルされて岡野真也さんと栄木明日香さんが新たに加わり現在も放送中です。
私も毎回欠かさず見ていますがサラ・オレインさんの日本語力にはいつも感心させられます。
外国語でシャレを言うのはかなり語学力が必要だと思いますが毎回ポンポン出てきてびっくりします。
日本語が得意な背景には母親が日本人ということがこの記事で分かりました。
中学時代は引きこもって不登校
また、中学にはミュージカルで主役を演じるなど順風満帆かと思われましたが逆に妬まれ虐めにあってしまいます。その結果、不登校になり引きこもってしまいますが、高校は通信制で資格を取りました。
彼女のような明るく聡明な人でもいじめで不登校になるとは驚きです。いじめは万国共通の深刻な問題だと改めて感じました。小さい方の写真は東大留学時の写真ですが黒髪ですね。
もしかして金髪で目立つとまたいじめられることを危惧して黒く染めたのかもしれませんね。それとも今の金髪が染めているのでしょうか?
不登校時代には学校を舞台にした映画をたくさん見て、その中でもロビン・ウィリアムズ主演の『今を生きる』には大きく影響を受けたようです。
シドニー大学では音楽と日本語を専攻しました。これは「オト基礎」のテキストからの情報ですがどちらも主席卒業です。
三島由紀夫の「滅びの美学」に感化される
そしてシドニー大学時に読んだ三島由紀夫の『金閣寺』に感銘を受け「滅びの美学」にあこがれて東京大学の交換留学生になったそうです。
「滅びの美学」は西洋にはなく日本独自の文化? のようです。確かに「切腹」とか「神風特攻隊」などは他の国では聞いたことが無いですね。
三島由紀夫は『潮騒』しか読んだことがないので今度「滅びの美学」を体験してみたくなりました。でも、私も含め今の日本人には共感できる人は少ないのではないかと思います。