学ばないものは死ぬ
大袈裟なタイトルですみません。でも本当なんです。これは最近読んだDaiGoさんの『科学的に正しい英語勉強法』という本の中の一節です。
この本によると60才の人たちを普段から本を読んだりして新しい知識を取り入れているグループとそうでないグループに分け20年間追跡調査した結果、生存率が2倍も違ったそうです。
長生きしたのはもちろん学んでいたグループです。
でも、個人的にはそれほど不思議な結果とは思いません。新しいことに興味がないということはある意味生きている意味がないとも言えますからね。
確か以前「ホンマでっかTV」でも誰かが似たようなことを言っていた記憶があります。正確には覚えていませんが、「退屈すると早死する」というようなことだったと思います。
仕事人間が定年退職したあと何の趣味もないとぽっくりと死んでしまうということがしばしばあるのはこのためだとか。
『科学的に正しい英語勉強法』の
p59では
「外国語学習は最強の脳トレである。」と書かれています。
これは私も、同感でこのブログのどこかでも書いた記憶があります。脳トレゲームをするよりもよっぽど有意義な脳トレだと思っています。
最近、少しお休み中なのですがオンライン英会話はかなり脳を使うのでそれこそ「最強」と言ってもいいかも知れません。
オンライン英会話はやれば脳への負荷は大きいので脳トレにはうってつけです。しかし、ただヤミクモに外国人と話をしても英語は上達しないと最近感じています。
最近始めた語彙力がメキメキ付く英語学習法
最近、やっている英語勉強法は、洋画の英文をワードに「写経」することです。DVDを日本語音声英語字幕で見て英文は全文書き写し、日本語訳は分かりにくいところのみ書いています。
映画の全文書き取りは結構時間がかかりますが毎日1,2時間掛けて、1本/月くらいのペースでやっていこうと思います。
今の所『ゴッド・ファーザー1,2,3』、『恋愛小説家』『恋愛適齢期』を「写経」しました。
映画写経をしているといろいろ発見があります。日本語吹き替えは(字幕もそうですが)かなり大胆に意訳されています。「ここはもっと英文に忠実に訳したほうが良いのでは?」と思われる箇所も度々あります。
いま、「写経」している『ユージュアルサスペクツ』でも終盤のクライマックスで刑事がキントを追い詰める場面で「You said you saw him die.Or you did.」というセリフがあります。「死ぬのを見たって? ほんとか?」と訳されていますが、ここはそのまま「お前が殺ったんじゃないか?」の方がいいと思います。ここでは刑事も本気では言っていないのですが、犯人を暗示しているセリフです。
また、映画写経の良いところは抽象的な単語が覚えやすいということですね。wblioの単語テストをしているのですが最近伸び悩み気味です。
抽象的な単語はそれのみで覚えようとするのはかなり難しいです。しかし、映画の中で使われていると当然ながら覚えやすいです。
当面の目標としては映画の写経をあと10本くらいしてweblioのテストで「専門家」以上をコンスタントに取ることを目指しています。
では、また何か発見があったら書きます。