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茂木健一郎氏の「腹心の友」、『赤毛のアン』が「100分de名著」に登場

読了までの目安時間:約 7分

 

現在(2018年10月)放送中の「100分de名著」に『赤毛のアン』が登場しました。プレゼンターは茂木健一郎氏です。

 

茂木氏は『「「赤毛のアン」で英語づけ』や『
「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと
』『「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法 (講談社文庫)』などの著書があるようにかなりの赤毛のアンフリークです。

 

「赤毛のアン」関係以外の著書にもしばしばアンに関する記述が出てきます。

 

11歳のときに図書館で出会って一目惚れしてしまったようです。「赤毛のアン」はアンの少女時代の話が有名ですが実は生涯に渡って書かれており全巻読むとかなりの長編です。

 

茂木氏はそれを小学生の頃全巻読破し高校のときには英語で読破し大学生のときには赤毛のアンの舞台であるプリンスエドワード島にまで行ってしまうほどの惚れようです。

 

そんな茂木氏の思い入れのある『赤毛のアン』が100分de名著に登場しました。

 

私も『赤毛のアン』は遅ればせながら4年前のNHKの朝ドラ「花子とアン」を見たときに興味を持ちました。それまでは、ほとんど作品名くらいしか知りませんでした。

 

「花子とアン」は『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子さんのことを題材にして中園ミホさんが脚本を書いたフィクションです。

 

視聴率も良かったようで「あまちゃん」超えでした。朝ドラマニアでない私も欠かさず見ていました。このドラマを見たあとで本家の『赤毛のアン』の少女時代の話を読みました。

 

そうしたところこのドラマは翻訳者の生涯を描いたというよりは日本版の赤毛のアンのような感じで、村岡花子さんがアンと同じような行動をしている場面がたくさんありました。

 

アラカンでも英単語の語彙力を大幅にアップさせた方法とは?
で書きましたが、最近洋画のDVDを利用して語彙力増強を図っています。

 

そして今回、100分de名著で赤毛のアンを取り上げているのを見て『赤毛のアン』のDVDを「読み」たくなり探してみました。

 

そうしたところDVDはいくつか出ているのですが、日本語吹き替え英語字幕のDVDがありませんでした。日本語吹き替え版はありましたが英語字幕がないのでこれは使えません。

 

したがって「洋画を読む英語勉強法」はできませんが、『赤毛のアン』を読みたくなってしまったのでアマゾンを物色していたところ赤毛のアン (スクリーンプレイ)を発見しました。

古本で500円弱でありました。これは全訳も載っていてお買い得でした。

 

全編読むのは大変ですが、このくらいなら量もほどほどで赤毛のアン 特別版 [DVD]と対応しているのでDVDを何度か観て内容を把握したあとで映画を聴きながらスクリーンプレイを読めば比較的楽に読めそうです。

 

ただ、この作品で少しだけ残念なのはこのタイトルにも拝借した「腹心の友(bosom friend)」の場面(アンがダイアナに最初にbosom friendにならないか提案した場面)が省略されていることです。「bosom friend」という言葉は出てきます。

 

こちらのDVDには出てきますが、訳は「親友」となっています。「bosom friend」の一般的な訳は「親友」ですが、村岡花子さんは「腹心の友」と訳しました

 

もし、アンが「親友」という訳をみたら「そんな訳じゃ足りないわ」と言うことでしょう。「腹心の友」はまさにアンが言うであろうドンピシャの訳だと思います。

 

。また、こちらは英語字幕はおろかスクリーンプレイもありません。しかもエンディングが尻切れトンボで、「えっ? ここで終わり?」って感じです。

 

しかし、こちらにも良い点はあります。それはダイアナが原作に描かれているように美人なことです。特別版の方は主人公を引き立たせようとしたせいか原作とは逆でダイアナよりアンのほうが可愛いくらいです。

 

全体的には有名な場面が多く挿入されていてうまくまとめられているので特別版のほうがおすすめです。

 

赤毛のアンを英語の教材にする際のおすすめの勉強法

 

1.100分de名著を見て大まかな内容を知る。見逃した場合はテキストもよくまとまっているのでそちらを読むのも効果的です。

 


モンゴメリ『赤毛のアン』 2018年10月 (100分 de 名著)

 

2.DVDを見て内容と映像を脳裏に焼き付ける。

 

3.スクリーンプレイを読む。

 

4.さらに興味が湧いたら原文にも挑戦してみる。

 

最初から原文を読むよりこの順番のほうが経験上、断然効率よく英語力が付きます。(最初からスラスラ読める人はこの限りではありませんが)。

 

Audibleで「赤毛のアン」で英語づけ Audible版を最初に聴いておくのも有効です。

 

1年半ほど前にAudibleの無料体験で茂木健一郎氏の『赤毛のアンで英語漬け』を聴いたことがありました。

 

アマゾンのAudibleを1ヶ月無料で試す。
に書きました。

 

Audibleは今見てみたところ再度、無料体験が可能になっているようです。アマゾンは、アマゾンプライム、Kindle Unlimitedなど、無料体験がありますが、一度無料体験してもしばらくすると再び無料体験できるようになります。どのくらい経つと可能になるのかは不明です。

 

Kindle Unlimitedやアマゾンプライムは2回無料体験をしました。解約もそれほど面倒でないので試したことのない方は試してみると良いですよ。

 

特に
キンドルアンリミテッド
は最近かなりラインナップが充実しています。調べ物の際の参考文献に最適です。

 

未体験の方は早めに体験しておいたほうが良いですよ。きっともっと早く使ってみるべきだったと思いますよ。

 

フライデーや大衆などの週刊誌も読めます。

 

NHK語学    コメント:0

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