ネイティブキャンプでTOEIC対策

久々にネイティブキャンプを再開しました。開校当初はなかったTOEICコースを受講しています。
ネイティブキャンプのTOEICコースは
TOEIC800点対策コース
TOEICパート別対策コース
の2つのコースがありますが後者のパート別対策コースを受講しています。
私の実力は800にはちょっと開きがあると思うので後者の「TOEICパート別対策コース」を受講しています。
Weblioの無料で受けられるTOEICテストでは語彙力だけみると730くらいはあるみたいですがリスニングは苦手なので実際にはそんなにいかないでしょう。今度また受けてみようかと思います。だいぶ前に一度試しに受けてみたときは500点もいきませんでした。
ネイティブキャンプの「TOEICパート別対策コース」は現在Part4まで受講可能となっています。ネイティブキャンプのサイトには「※現在ご受講いただけるのはPart1とPart2となります。(随時更新予定)」(2016/12/13現在)となっていますが実際はPart4まで受講できるようになっています。
少し前まではPart3までだったのですぐまた更新されるかもしれませんね。TOEICコースの案内のページは更新し忘れているようです。
目次
ネイティブキャンプのTOEICパート別対策コースとは?
「TOEICパート別対策コース」のレッスンは
を使って行います。この問題集にはCDもついていて実際のTOEICの試験と同じ形式で作られているので別にレッスンを受けなくても独習しようと思えば可能です。
ただ、やはり独習するよりはレッスンを受けたほうが圧倒的に勉強になります。これはその人の性格にもよるかもしれませんが私の場合はレッスンを受けたほうが断然身につきます。
DMM英会話でもかの有名な『瞬間英作文』のレッスンがありました。これもCD付きのテキストがあるので独習も可能なレッスンです。
このときは全部のパートのレッスンを受けたわけではありませんでした。特になかなか覚えられなかった箇所だけ受けました。
独習ではなかなか覚えられなかったのですがたった一回レッスンを受けただけでその部分は一番スラスラと瞬間に英訳できるようになりました。
これはやはりひとりでやるのと講師と一緒にやるのとでは緊張感が違うせいかもしれません。特にネイティブキャンプの場合はレッスン受け放題なので使わない手はありませんね。
ただ、やはりTOEICコースは人気があるのでゴールデンタイムは混んでいます。今のところしばらくは予約しないと受講は困難でしょう。午前中から夕方5時くらいまででしたらたいてい待機している講師が何人かいます。
したがって日中受けることが出来ない方は早起きして朝、受けるのが良いと思います。ただ、午前中でも9時少し前は混んでいることが多い気がします。始業前にひとレッスンというビジネスマンが多いのかもしれません。9時を過ぎた途端に空いている講師が増えることがしばしばあります。
また、お昼時は意外と空いているので会社の空き会議室などを使える人はお昼にサクッと25分ほどレッスンするのもいいかもしれません。人目を気にしなければ公園でも可能ですが私は気にしちゃうので集中できません(^_^;)。
ネイティブキャンプのTOEICパート別対策コースのレッスンの流れ
TOEICテストPart1(写真描写問題)
かつては10問あった問題ですが今年5月から6問に減りました。
ここは4つのセンテンスが流れて写真の説明として正しい文を選択する問題です。
PART1のレッスンの流れ
1.普通に問題文を聞いて4つの選択肢から写真の説明として適切な文を選ぶ。
2.全ての説明文をワンセンテンス毎聞いてすぐにリピートする。
3.全体をもう一度聞いて終わり。
センテンス自体はどれも短いです。集中して聞けば聞き取れる文が多いですが中にはどうしても聞き取れないものもあります。
それでもやはりここは比較的得点しやすい箇所だと思います。
予習の際にディクテーションします。CDを聞いて紙に書いてみます。以前からディクテーションは効果的とは思っていましたが面倒なのでしたことのなかった学習法です。効果が楽しみです。
この個所は一度軽く予習しておけばレッスン中にほぼ全問正答できます。問題のあとで問題の文を1文ずつ聞いてちゃんと聞き取れているか繰り返させられます。ここがこのレッスンの肝(キモ)でしょう。
ここは文章は短いので大まかな意味は把握できるのですが短いと言えども一言一句間違えずに何も見ないで繰り返すのは意外と難しいです。特に冠詞や単数形、複数形が間違えやすいです。
予習の際になかなか正確にリピートすることのできなかったセンテンスは自分の声で聞く暗記法で正確に覚えレッスンでは完璧にリピートできることを目指します。
このような学習法はネイティブキャンプでレッスンを受けずに独習していたらやらなかったと思います。そしてサラリと流して勉強した気になってあまり身につかなかったと思うのでレッスンを受けて良かったと思います。
最後に3枚の写真分のレッスンの問題文を通して聞いて一コマ分のレッスンが終了となります。ここは短いので講師によってはさっさと済ませて次のレッスンに進んでしまう人もいます。
TOEICテストPART2(応答問題)
英文(プリントした英文なし)を聞いてそれに対応する適切な英文(プリントした英文なし)を選ぶ(3択)。こちらは今年5月から30問から25問に減りました。
PART2のレッスンの流れ
1.普通に問題を聞いて解答する。
2.問題文を聞いてリピートする。
3.解答文を聞いてリピートする。
4.講師とのロールプレイ*3
こちらもPART1同様予習をしておけばレッスン中に問題に正答するのは比較的簡単です。ちょっと集中を要するのはやはり、英文をリピートするレッスンです。解答文は5ワードほどなのでまぁ楽勝です。問題文も10ワードに満たない長さなのでしっかり予習しておけばカンニングしなくてもだいたい正答出来ます。
このパートも短いので何も質問しなければすぐ終わってしまいます。そしてそのまま次のレッスンに進んでしまうか、同じ箇所を何度も繰り返し聞かせる講師もいます。講師とのロールプレイも大抵の講師は講師が質問して生徒が答えるという形式のみ行います。質問文より答えのほうが短いので生徒は楽です。なかには役割分担を交代して生徒に質問文を読ませる先生もいます。
そういう講師の方が稀なので最初質問文を読むように言われたときは心の準備が出来ていなかったので焦りました(^_^;)。生徒は解答文のみ読むものだと思っていたので…。しかし、この方が練習になるので他の講師もこうすれば良いのにと思いました。おそらくネイティブキャンプの指導要領にはそのように書いてないのでしょう。
大抵の講師は指導要領に書かれるとおりに教えているのだと思います。この指導要領は改定したほうが良さそうですね。TOEICコース自体がまだ出来て日が浅いのでそのうちにだんだんと洗練されていくことでしょう。
TOEICテストPART3(会話問題)
二人以上の会話(プリントした英文なし)を聞いて設問(プリントした英文あり)に答える(4択)形式です。こちらは30問から39問に増えました。
レッスンでは一通り実際の試験のように説明文を聞いたあとに解答し、答え合わせをします。そして会話文の一部を隠した穴埋め問題をやって理解を深めます。問題文の解答は予習をしておけば簡単ですが穴埋め問題はちょっと緊張します。直前に全文を流してくれますがそれでも答えられないこともあります。
PART3もディクテーションの予習をします。こちらはかなり長いのでワンセンテンスごと止めてディクテーションします。それでもここはなかなか一度ですべて聞き取るのが困難な個所も多いです。聞き取れた単語から類推してなんとか文を完成させます。
PART3では予習をしてもレッスン中に出題される穴埋め問題に全て正答することは困難です。復習でより完璧を目指します。
TOEICテストPART4(説明文問題)
こちらの問題数は旧形式と同じ30問です。また、こちらはPART3とほぼ同形式の出題で、違いはヒアリングする文章が会話文から説明文に変わっただけです。しかし、こちらのほうが全体的にワンセンテンスが長いです。ワンセンテンスですらディクテーションすることが困難な文が多いです。また、単語のレベルも若干上がっている気がします。
レッスンの流れはPART3と全く同じで、問題文を聞いて回答して、穴埋め問題で理解を深め最後に再度全文を聞いておしまい、といった感じです。
今現在(2016年12月14日)ネイティブキャンプでレッスンを受けられるのはPART4までです。TOEICのテストはPART7までありますがPART5以降はリーディング部門なので独習で十分だと思います。
私の語彙力はWeblioのサイトに有る「TOEIC®テスト「730突破対策」の語彙力診断テスト」では突破寸前、突破可能たまに突破確実のレベルですがPART4までの単語はほとんど分かるので単語自体はそれほど難しくないですね。
それでも一発で聞き取るのはかなり難しいです。
ネイティブキャンプのレッスンでどこまでリスニング力をつけられるかが楽しみです。
まとめ
レッスンの受け方は人それぞれ好みがあると思います。実際の試験のように予習はせずに真剣勝負で臨みたいひともいるでしょう。私の場合はこれまで書いてきたようにオーソドックスな予習、レッスン、復習といったオーソドックスな学習法があっているようです。
予習の際にディクテーションで紙に書いてみると意外というか気づかなかった弱点が見えてきます。私の場合「there's」がしばしば聞き取れませんでした。何度かそういうことがあるとそのうちに聞き取れなかった時これは「there's」ではないかと考えることができ、当てはめるとしっくりした文になり正解できるようになりました。その他では「the」と「they」などがよく聞き間違えます。
やはり、ディクテーションは多少面倒ではありますが効果のある学習法だと思いました。
P.S.
久しぶりにネイティブキャンプに戻ってきましたが生徒数がだいぶ増えた印象です。レッスン受け放題で定額の5500円という破格値なので当然といえば当然ですが開校当初はなかなか増えませんでした。
※現在の受講料は月額 5,950円です。(2019/03/31現在)
受講する側からすれば講師を選び放題で嬉しかったですが…。今では予約をしなければ受けられないほどの人気のV先生なども随分お世話になりました。
やはり、カズレーザーを始めたくさんの芸能人の体験動画がYouTubeにアップロードされているのが効いているみたいです。