パッセンジャー,Every cloud has a silver lining.希望を捨てずに生きよう!
タイトル:パッセンジャー(Passengers)
出演:ジェニファー・ローレンス(オーロラ・レーン)、クリス・プラット(ジム・プレストン)、マイケル・シーン(アーサー)、ローレンス・フィッシュバーン(ガス・マンキューゾ)、アンディ・ガルシア(ノリス船長)
監督:モルテン・ティルドゥム
脚本:ジョン・スペイツ
原作:
公開日:2016年12月14日(米国)
ネタバレ注意
新たな居住地を目指して5000人が宇宙船アヴァロン号で旅をしていました。地球から目指す星に到着するまでは120年もかかるのでその間冬眠ポッドに入り眠ることにより年を取らないシステムになっていました。
ところが冬眠ポッドの故障により到着まであと90年を残してジム一人が目覚めてしまいます。
ポッドを修理してもらうためになんとか乗組員を起こしたいところですが、乗組員の部屋は堅固なセキュリティで守られていて入ることはできません。
話し相手はアンドロイドのアーサーのみで悶々とした日々を送ります。
あるとき、ポッドで寝ている美しい女性オーロラを知ることになります。最初は寝ているオーロラを見ているだけで満足していましたがやがて起こしたい衝動に駆られるようになります。
起こし方はポッドの取説があったのでその気になれば簡単でした。アーサーに相談しても答えは出ません。しかし、ついに我慢できなくなりオーロラを起こしてしまいます。
アーサーには口止めしてあったのでオーロラはジムによって起こされたことを知りませんでした。そしてお互いの悲運にシンパシーを感じ二人は落ちていくのでした。しばらくは楽しい日々が続いた二人ですが、オーロラの誕生日に酔ってテンションの上がったオーロラはアーサーの前でのろけて「二人の前に秘密はない」と言います。
アーサーはジムに「秘密はない?」と確認しますが、ジムは「レディが言っただろ?(レディの言うことに間違いない)」とうっかり認めてしまいます。
これによりアーサーはジムがオーロラを起こしたことを打ち明けたのだと判断しジムのいないときにオーロラに、ジムがオーロラを起こそうかどうか非常に迷っていたときの話をしてしまいます。
それを聞きオーロラは非常にショックを受け二人の仲は最悪となります。
しばらく、険悪な状態が続きますが、今度は宇宙船に不具合が生じ危機的状況になります。そこでジムが命をかけて船外へ出て修理にあたります。ロープが切れてジムは死にかけますがなんとかオーロラに救出されます。これによりふたりの仲も修復されます。その後二人は生きて目的地には到着できませんでしたが宇宙船内で幸せに暮らしました。
アマゾンのレビューで『パッセンジャー』は『タイタニック』の宇宙船バージョンと書いていた人がいましたが、タイタニックでさえ乗員乗客は2200人ほどなのにアヴァロンが5000人とはかなり巨大な宇宙船ですね。
冬眠ポッドは実際に研究されているようです。まだまだ、実現には遠そうですが。
気になった英語表現
絶望しているジムをアンドロイドのアーサーが慰める場面
17:47
Every cloud has a silver lining.
lining,裏地
直訳
すべての雲には銀の裏地があります。
日本語吹き替えではアーサーは
「希望は常にあるものです」と言っています。
雲の地球から見える側はどんよりとして暗いけど裏側は太陽により明るく照らされているということらしいです。
昔、山谷親平さん(山谷えり子さんのお父さん)が「絶望は愚か者の結論なり」とよく言っていたことを思い出しました。ニッポン放送でやっていた人生相談でのことです。
25:56
if you live an ordinary life,all you'll have are ordinary stories.
平凡な生活をしていたら平凡な話しか書けない。
本ページの情報は2019/05/12時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。