DMM英会話de不思議の国のアリス、中間報告

目次
『不思議の国のアリス』の難易度
DMM英会話での『不思議の国のアリス』のレッスンがようやく半分まで来ました。全106レッスンの53です。ここまで来てやっと映画でジョニー・デップ演じるマッドハッターが登場しました。
1日だけサボってしまいましたがそれ以外は順調に毎日レッスンを受けています。2,3週間頑張ると習慣になってそれほど苦もなく続けられます。
最近、DMM英会話では教材ごとに難易度のランクが付きました。それによると『不思議の国のアリス』は10段階のうちの9でした。かなり難解の部類に入りますね。
以前は、この教材の案内に「やさしい英文で書かれているので云々かんぬん」と書かれていましたが今は消されました。個人的にはそれほど易しくはないのではないかな? と思っていたので「やっぱりね」という思いです。
でも、10段階の9というのもちょっと違和感があります。そこまでは難しくないように思います。7くらいが個人的には妥当ではないかなと思います。
『不思議の国のアリス』は当初、あまり興味のない教材でしたが映画のことをテレビで大きく取り上げていたので興味が湧いて読んでみました。
そうして読んでみたところ意外と面白くてここまで続けることができました。ここまでくれば余程のことがない限り最後まで完走できそうです。
『不思議の国のアリス』を教材として英語を学習するメリット
はるか昔高校生の頃、友人が英語の物語『八十日間世界一周』を一冊読み終えたら「英語の成績がグンと伸びた」と言っていたのを覚えています。調べてみたところ『八十日間世界一周』はもともとはフランスの作家の本のようですがこれの英語版だったと記憶しています。
それを聞いてチャレンジしたことはありましたがたしかちゃんと読み終えたことはなかったと思います。
今回『不思議の国のアリス』を読み終えれば初めてちゃんとした英語の本を一冊丸丸読んだことになります。それもかなり念入りに読んだのでどれだけ英語力がつくか楽しみです。
国語が苦手だった時、「何でもいいから沢山本を読め」と読書を薦められ読みやすかった五木寛之(以前は今と違ってもっと読みやすい大衆娯楽小説を書いていた)等の小説を50冊程度読んだらだいぶ国語力が付いたのを覚えています。
やはり、日本語でも英語でも言語の学習に読書は重要だと思います。
『不思議の国のアリス』はさすが名作と言われているだけあってなかなかおもしろい内容です。もちろん人によって好みはありますが多くの方は興味深く飽きずに読めるのではないかと思います。
『不思議の国のアリス』は沢山の参考書や翻訳本があるので色々参考にすると良いでしょう。
一冊は購入して書き込んだり線を引いたりして使い倒しましょう。お奨めはここでも紹介した
です。
沢山あるといっても沢山購入するのはお金が大変なので図書館を利用すると良いでしょう。
ある程度の図書館ならかなりの数のアリス関連本があると思います。ありがたいことに古い本なのでほとんどすぐに借りられます。
和訳を読んでいてなんか意味がしっくりいかないことがあります。そういうときはほかの翻訳を参照すると上手く訳してある時があります。
プロの翻訳家が訳した本といえども明らかにこれは誤りだな、と分かる訳もあります。色々参照すると面白いです。
ただ、あまり細かいことにこだわるのも時間の無駄です。翻訳者の別宮貞徳さんもアリスの中に出てくるなぞなぞはムキになって解く必要はないと言っています。
おそらくマッドハッターが言っているように本当に解答などないのでしょう。
始めの頃は訳を読めば「なるほど」とすぐわかることでも英文を読んだだけではすぐにピンと来ないことが良くありました。
ところが『不思議の国のアリス』をここまで読んできたところ最初の頃よりは明らかに英文の意味が容易に理解できるようになりました。やはり、読解力は付いているようです。
1冊読み切ることが大切
読み物を教材として選ぶ際、是非読みたいというタイトルがあればそれを読むのがいいと思います。もしなかったらできるだけ短いものが良いでしょう。たとえ短くても読了すれば読み終えたという達成感を得られモチベーションアップに繋がります。
『不思議の国のアリス』はそこそこ長いのであまり興味が持てないと途中でやめてしまう可能性もあります。わたしはたまたま興味が湧いてきて続けられそうですが…。
DMM英会話の教材では小泉八雲の怪談が一話一話が短くて良いと思います。わたしも『不思議の国のアリス』の次に読んでみたいと思っています。
1冊読み切ることの大切さはこの本の冒頭にも書かれています。
【英語音声つき】はだしの旅:あなたの英語に奇跡を起こすホームラン本
引用します。
英語の教科書や参考書は主に文法と語彙にフォーカスして書かれてあるため、
ストーリー性はあまりなく、内容も中途半端で面白みがありません。そのため、英
語学習者の間で、こんな本が面白かったよ、という話題が出ることは稀です。しか
しながら、英語習得者(英語をマスターした人)の間では、「どの英語本に感動し
たか」「ある英語本のどんな点が面白かったのか」という話題は当たり前のように繰
り広げられます。
これは単に、英語習得者は英語の本を普通に読めるから、英語本の話題が
出るのではありません。実は、ここに万年英語学習者と英語習得者の違いが如
実に現れているのです。
英語習得者は、まだ初級者の頃から、英語本を使って英語を学習する方法
を採用しています。もちろん、最初は子ども向けの本などからスタートするわけです
が、(教材としてではなく)普通に読み物として書かれた英語本を読む習慣を、早
いうちからスタートさせているのです。
そうして、1冊の本を読み通すことで、頻出単語と文法に繰り返し自分をさら
し、無意識の内にそれらをマスターしていきます。そして、どんどん次のレベルの英
語本へとチャレンジしていくことで、最終的には驚くようなスピードで英語力を高め
ていくのです。
英語学習のモチベーションをアップする簡単な方法
途中で読むのをやめた場合はモチベーションは下がってしまうので注意が必要です。モチベーションを上げるのは大変ですが下げるのは簡単です。上げるには成績が上がる、褒められる、本を読み切るなどポジティブな要因が必要です。
成績を上げることは必ずしも実現できるとは限りませんが本を読み切ることは誰でもやる気さえあればできるので良い方法です。
また、上手に褒められることもモチベーションアップに役立ちます。
オンライン英会話スクールの講師の方はほめ上手な方が多いのでオンライン英会話を利用することも良い方法です。わたしは最近はセルビア人の方を講師に選ぶことが多いのですがよくほめてくれるのはフィリピン人の講師です。
セルビア人も褒めてはくれますがどちらかと言うとクールな方が多くフィリピン人は明るい方が多いという印象です。お子さんには明るく良くほめてくれるフィリピン人の方が良さそうです。
『不思議の国のアリス』のテキストに日本語訳が付きました。
最初、日本語訳が付いていなかった『不思議の国のアリス』のテキストですが
2016/07/06に日本語訳が付くようになりました。こんな便利なサイトがありました。
DMMもここを利用しているようです。
テキストファイルなのでこの↓ような読み上げソフトで簡単に読んでもらうことができます。
このソフトは私は毎日使っていてもう無くてはならないほどの便利なソフトです。
以上のように『不思議の国のアリス』をテキストにした英語学習は今のところ順調です。DMM英会話で『不思議の国のアリス』のレッスンを考えている方または『不思議の国のアリス』をテキストにして英語の学習を考えている方の参考になれば幸いです。
では、読破を目指して頑張ってレッスンを受けたいと思います。