DMM英会話で不思議の国のアリスをコンプリート

全106レッスンを無事終了しました。
読んでみた感想。
最初、それほど興味もありませんでしたが映画でも話題になっていたので読んでみようと思いました。しかし、読んでみると意外と面白くてほとんど休むことなく続けることができ最後まで読むことができました。ただ、読むだけではなくレッスンを受けながら掘り下げて読んだのでいっぱしのアリス通になったのではないでしょうか?
基本的には子供向けに書かれた本なのでそれほど難しい単語は出てきません。(CHAPTER6のWho Stole The Tarlts?とCHAPTER7のAlice's Evidence」のところは裁判用語で少し難しかった。)
あと、CHAPER4のThe Mock Turtle's Storyに出てくるなんでも教訓にしてしまう教訓おばさんの箇所もちょっとややこしかったです。
その他の箇所は概ね単語もそれほど難しくなく比較的読みやすかったです。ただ、簡単な単語でも組み合わせによって色々表現できるのですぐには理解できない表現も多かったのも確かです。
例えば
thought it over
よく考える
とか
grand word to say
(Chapter 1 Down the Rabbit Hole)より
they were nice grand word to say.
それらは、話すには壮大な言葉だ。
(英文はこちらのサイトで読めます。ctrl+fで検索可)
それらとはLatitude(緯度)やLongitude(経度)を指しているのですが私のテキスト
(最近プレミアが付いて高くなってしまいました)ではgrand wordを「箔がつく言葉」と訳しています。
これらなども単語自体は易しいですが流れを理解しないと正確に訳せません。小さい子供にとっては緯度や経度は使うと箔がつく言葉なのでしょうね。
緯度や経度は知っていても大人にとっては当然ですがこのくだりでアリスが間違えた「antipathies」正しくは「antipodes(対蹠地)」を知っていれば大人でも少しは箔が付くのではないでしょうか? 意味はこちら参照。
また、単語はやさしくてもワンセンテンスは長くて途中に必ずと言ってもいいほど説明や感想などの挿入句が入るので注意していないとその見極めに最初戸惑いました。
いま、もう一度読み返していますが一度目よりも内容を楽しみながら読むことができます。また、一回目には気づかなかったことなども発見でき面白さも増しています。
いったんDMMは卒業してまたネイティブキャンプに戻ろうと思いますがまだ期日まで3週間ほどあるので『耳なし芳一』のレッスンを受けています。
こちらは知っている内容とはいえ単語はかなり難しいです。
これを読んでいたら『平家物語』を読みたくなりました。こちらはかなりの大作ですがKindleUnlimitedに吉川英治の『新・平家物語』があったので挑戦中です。
お試し期間には読み終えることはできなさそうです。