『シャーロック』で学ぶ英語勉強法

少し前まで推理系は分野的にあまり興味が湧かず敬遠していました。ただ、『シャーロック』はAmazonでの評価も高かったので試しに前作のピンク色の研究(A Study in Pink)を読んでみました。
そうしたところ最初はそれほどでもなかったのですがバイリンガル版コミックと同時期に買ったDVDを何度か見返している内にだんだん面白みが分かってきました。
そして、第二弾の死を呼ぶ暗号(The Blind Banker)を購入し読み終えました。次は最新刊の大いなるゲーム(The Great Game)を買う予定です。
やはり、英語はマルチメディアで勉強したほうが頭に入るのでDVDとコミックがリーズナブルに手に入る『シャーロック』はお薦めです。
「SHERLOCKのバイリンガルコミック&DVDを購入しました。」に書いたように『シャーロック』のDVDは日本語版はゲオで100円で借りられますし英語版はAmazonで格安で購入できます。
個人的に効果を感じているDVDとバイリンガルコミックを使った英語勉強法をご紹介します。
最初に日本語で見てストーリーを把握しておくと効率が良い
まず、最初に日本語でDVDを見てストーリーを覚えます。以前の私でしたら最初英語で見てその後日本語で確認するといった見方をしていましたが今は逆で最初に日本語で見てストーリーを頭に入れてから英語でみます。
子供の頃、学校ではどんな教科でもほとんどの先生に答えはすぐに見ないで自分で考えた後に見ろと教えられました。しかし、英語の場合はとっとと答えの日本語を見たほうが圧倒的に効率が良いと確信しています。
それは「英語が不得意でもテストで良い点を取れる裏技」にも書いた英語が不得意だった友達がテストで高得点をとった勉強法に影響されています。
実際の所、ほとんど分からない英語でDVD見ても頭にも殆ど入らないと思う(7,8割方わかる難易度なら最初から英語で見ても良いと思います。)ので英語、日本語という順番で見るのは効率が悪いです。
それよりも日本語でみた後に英語で見たほうが話の流れがわかっているので知らない英単語が出てきても意味を知ることが出来、得るものが大きいです。
そしてその後でバイリンガルコミックで読みます。この時は意訳されていると思われる単語や知らない単語をネットでwblioまたはアルクで意味を調べます。
知らなかった単語はDAISOで売っている半透明の付箋を貼って下線を引いておきます。これ↓
意訳されている単語はやはり、付箋を貼ってもとの意味を書いておきます。
バイリンガル版の『シャーロック』はドラマからのコミカライズなのでセリフもほぼ忠実に再現されています。したがって英語音声+英語字幕でDVDを見ていて分からない表現や単語が出てきた時もすぐに調べることができます。
DVDを見る回数は日本語で1回、英語で2回程度で良いと思います。時間があって面白くて何度も見たいと思う場合はなんど見ても良いと思いますが英語学習の観点からは効率は悪いと思います。
その後はコミックに貼った付箋を覚えるようにします。毎日パラパラと付箋の箇所を眺めます。付箋の量にもよりますが5~10分程度で一冊分の復習ができます。
ストーリーと絵がありDVDで動画も見ているのでかなり効率的に英単語を記憶出来ます。それでも中にはなかなか覚えられない単語もあります。そういう単語はスマホまたはボイスレコーダーに自分の声で吹き込んで適宜聞いてみると大抵覚えられます。
語彙力を増やすには日本語でもそうですがやはり読書が単語帳で覚えるよりも効率的です。絵や映像も連動させるとさらに効率的です。
そういった意味で『シャーロック』は英語学習に最適ん教材だと思いました。私のお気に入りの『PARASYTE』はDVDとコミックはかなり違うので連動は難しいです。ただ、こちらは1枚のDVDで日本語音声、英語音声、英語字幕が可能なのでDVDだけで学習できます。
1.日本語でDVDを見る
2.英語音声英語字幕でDVDを見る
3.バイリンガル版コミックを読み知らない単語に付箋を付ける
4.付箋の箇所だけ繰り返し読み覚える
5.何度か繰り返しても覚えられない単語は大きな付箋を付け集中的に繰り返す。
6.それでも覚えられない時はボイスレコーダーに吹き込んで覚える。