アラカンでも英単語の語彙力を大幅にアップさせた方法とは?
Weblioの語彙力診断テスト(メールアドレス等の登録なしで無料で受けられます)で大学者(polymath)の称号をもらいました。まだまだ上があるのでこれからも精進していきます。
若くて記憶力の良い方ならばたいしたことないかもしれませんが還暦間際の私は結構苦労しました。
覚え方をいろいろ工夫して効率的に覚える方法を考えました。英単語の効率的な覚え方を探している方の参考になればと思いシェアしたいと思います。
今実践していて効果を感じている方法は主に次の2つです。「絵単語帳」を作ることと「洋画を読む」ことです。ひとつずつ説明していきます。
絵単語帳を作る
英単語は絵(写真、イラスト)があるとない場合と比べて圧倒的に覚えやすいです。このことははるか昔高校生の頃、英単語連想記憶術 (青春新書)という書籍で英単語を覚えているときに感じました。
この本はいわゆる語呂合わせで英単語を覚える手法の本ですが、この本では一部の英単語にはイラストが付いていました。
そうすると読んで覚えていくうちに断然イラストがある単語のほうが頭に残っていることに気づきました。
しかし、当時は「全部の単語にイラストが付いていればいいのになぁ」と思っただけで特になにも対策はしませんでした。
しかし、2年ほど前DMM英会話で『不思議の国のアリス』を勉強していたころ絵がないのなら自分でイラストをつければよいのでは? と思い、なかなか覚えられない単語に下手くそなイラストを描いて覚えようと試みました。
たしかに、効果はありますが絵心のない私は下手なうえにひとつのイラストを描くにもかなり時間がかかるので長続きしませんでした。
そこで現在行っている手法は、ネット上にあるたくさんの絵や写真、イラストを借用する方法です。著作権法上も個人で利用する分には問題ないようなので使わせてもらっています。
具体的な方法は、まずweblioの単語テストを受けます。
※ご自分で使っている単語帳の単語や学校で使っている教科書の単語を覚えたい場合はweblioのテストを受ける必要はありません。それらの単語を直接登録して下さい。
間違えた単語をクリックして解説ページに飛びます。
時間が許せば、例文を読んだり発音を聞いたりします。
次に単語をダブルクリックし、選択後右クリックしてgoogle検索します。ブラウザがインターネットエクスプローラーの場合はBing検索になりますがこちらでも同様にできます。
[画像]タブをクリックします。[画像]タブが表示されていないときは[もっと見る]をクリックすると出てきます。
英単語にはいろいろな意味があるので英語で検索すると的はずれな画像が表示されることもしばしばです。ただ、英語で検索したほうが面白い画像が見つかることも多いので私は最初英語で検索して適切な画像がないときは日本語で検索します。
たくさんの画像が表示されます。お気に入りの画像を右クリックして「名前をつけて画像を保存」をクリックし適当な名前をつけたホルダー(私はピクチャーの中に「絵単語」というホルダーを作って保存しています)に英単語と同じ名前で保存します。この場合は「subscription」です。
コピペするのが間違いがなく、おすすめです。拡張子はpngかjpegにします。
どのような画像が良いか選ぶコツはのちほど書きます。
ペイントで画像を編集する
編集と言っても画像に英単語と訳をコピペして大きさを調整するだけです。
まずエクスプローラーを立ち上げて画像を保存したフォルダーを開きます。
右上の検索窓に単語(subscription)をコピペします。
表示された画像をペイントで開きます。右クリックから「プログラムから開く」→「ペイント」でもできますが既定のプログラムをペイントに設定しておくとダブルクリックのみでペイントが立ち上がるのでおすすめです。
アップロードされている画像は大きさがまちまちなので見やすいサイズに変更します。お好みでかまいませんが、私は横400pixくらいにしています。
次に、単語のスペルと訳を書き込みます。
一応これで一語の単語帳ができました。weblioのテストを受けて間違った単語を「絵単語帳」のフォルダの検索窓に入れると登録してある単語はすぐに出てきます。
色の濃淡が複雑な絵の場合
濃い色の絵なら白文字、薄い色の絵ならば黒文字にすれば問題なく読めますが、濃淡が複雑な絵の場合はどの色を使っても読みにくくなってしまうことがあります。
その場合は、文字を白抜きにする方法と絵に余白を足す方法の2つが簡単です。
文字を白抜きにする方法
まず、普通に文字を入力します。次に文字をダブルクリックしてブルーに反転させます。
そこで右上の赤枠の「不透明」をクリックします。そうすると文字が白抜きになります。
白抜きの大きさは矢印のあたりをドラッグすると自由に変えられます。
間違えて確定してしまった場合はCrt+zで元に戻せます。
これで白抜きの説明は終わりです。
次に余白を足す方法です。
余白を足す
余白を足すのは簡単です。
赤枠のポッチを下にドラッグすれば下に余白ができます。Crt+zで何度でもやり直しができます。
余白の位置は下が最適だとは思いますが、上、右横、左横にも作れます。右横の場合は下と同様に右横のポッチを右にドラッグするだけなので簡単です。上や左横の場合は一旦画像を回転させる必要があります。詳しくはググってみてください。
weblioのテストで選択肢が長い英文の場合はこの方法で単語帳を作ります。
つぎに写真やイラストの選び方について書きます。
頭に残りやすい絵とは?
たくさんの画像があるので最初はどれがいいか迷ってしまいますがあまり時間をかけないほうが良いでしょう。やっているうちに自分にとって覚えやすい絵というものがわかってきます。
一応、私の場合をお伝えします。
まず最初は、その単語の意味にドンピシャの写真やイラストがあればそれを選びます。
写真とイラストがあるときは多くは写真のほうが記憶に残りやすいです。ただ、インパクトのあるイラストがあったときはイラストのほうが良いです。
暗い写真よりも明るい写真のほうが頭に残りやすいように思います。
また、イケメン、美女画像も記憶に残りやすいのでおすすめです。
絵は頭に残りやすいといってもやはり、繰り返しが大切です。こうしてなかなか覚えられない単語を「絵単語帳」に登録しておいてテストで間違えたときにその都度参照すればかなり覚えやすくなります。
ぜひ、お試しください。
「絵単語帳」を作っている時間も惜しい忙しいあなたにその時間さえ有効に使えるとっておきの方法をこの記事の最後でお知らせします。お楽しみに。
洋画を読む
2つ目の英単語増強法は「洋画を読む」ことです。
語彙力をつけるには、経験上読書が有効だと思います。子供の頃国語が不得意でしたが小説を数十冊ほど読んだ頃から語彙力や国語力が付いた覚えがあります。
ストーリーと絵があると記憶に残りやすいということでいっときは『島耕作』や『シャーロック』などバイリンガル版の漫画をよく読みました。
最近は、『OL進化論』が小間切れ時間で2,3話読めるのでお気に入りです。
そして最近新たに始めて効果を実感している語彙力増強法は「映画を読む」というやり方です。このブログにも書きましたが少し前は映画の全文「写経」などもやりました。
しかし、これは時間のかかる割にイマイチ効果は少なく、あまり効率的ではありませんでした。
そこで新たな方法として「映画を読む」という方法を実践しています。これはDVDを英語字幕、日本語音声で再生してひたすら英語を読みます。
余裕があれば映像も見ますが、英語の字幕を読むことを優先させます。
日本語音声があるので知らない単語が出てきてもたいていわかります。
なるべくポーズは入れず集中して読みます。速読の練習にもなります。そうすれば毎日一時間の読映画で週2,3本映画を読めます。
DVDは100円程度で借りられるので費用も僅かです。ただ、DVDによっては日本語音声がなかったり英語字幕がなかったりするものもあるので借りる際は注意が必要です。
一応、注意して見ているつもりですがたまにやらかしてしまいます。比較的新しい作品はたいてい日本語音声も英語字幕も付いていますが油断していると付いていない場合があるのでしっかり確認したほうが良いです。
この方法で映画を見ると1作品で必ず数語は覚えられます。全く初めて見る単語というよりは聞いたことはあるが、いまいち使い方が分からなかった単語が「こう言う状況で使うのか?」とわかり記憶に定着します。
以前は一般的だった英語音声日本語字幕ではほとんど覚えられません。
この方法は映画を見ながら楽しんで語彙力を増やせるので飽きずに長く続けられる方法です。
ただ、Weblioのテストで早く良い点を取りたい場合にはそれほど効率的とは言えません。weblioのテスト対策なら先に書いた「絵単語帳」が効果的です。
「絵単語帳」作成の時間さえも無駄にしないとっておきの方法とは?
それは、「絵単語帳」を作っている間、その単語と意味を何度もイヤホンで聞くことです。WorldVoice 日本語2という有料のソフトが必要となりますが、このソフトは、かなり有益で使いみちは他にもいろいろありますがここでは触れません。
いずれ機会があればご紹介したいと思います。
このソフトは、文字を読み上げてくれるソフトです。日中英韓とありますが、ここでは日本語のみのバージョンでOKです。
WorldVoice 日本語2を立ち上げます。するとこのような↓バーが常駐します。
「絵単語帳」を作る英単語と意味をドラッグして選択します。上図参照。そして、WorldVoice 日本語2の赤矢印のボタンを押します。そうするとストップボタンを押すまでリピートして読んでくれるので「絵単語帳」を作成中に何十回と聞くことができ覚えやすくなります。
実際の音声はこんな感じです。
この際、マイク付きイヤホンを使い自分で発音して自分の声を聞くとさらに効果的です。自分の声を聞く方法はこちら。
※WorldVoice 日本語2の簡単な説明。
WorldVoice 日本語2は日本語用のソフトのため英語の発音は、正確ではありません。英語用を購入しても日英混ざった文章は英語部分しか読めません。読み上げ速度は聞き取り困難なくらい速くも遅くもできます。リピートするかしないかはワンタッチで切り替えられます。詳しくは、商品ページをご参照ください。
商品ページはこちら↓
WorldVoice 日本語2 ダウンロード版 [ダウンロード]
右脳を活用した英単語記憶法
weblioの英単語テストの成績が伸びなくなったので新たな独自開発の記憶法を試しています。もう私の左脳のキャパシティは限界に達しているようなので右脳を活用しようと思います。
実は右脳の活用はもうだいぶ前からしていたのですがそれでも成績が伸びなくなりました。
これまでしていた方法は次のとおりです。
まず、Weblio語彙力診断テスト(総合診断)を受けます。
できなかった単語をGoogleで検索
最初は、「すべて」になっていますがとなりのとなりにある「画像」タブをクリックします。そうすると画像が表示されます。その単語の意味にぴったりの画像が出ることもありますが意味不明の画像が出ることもしばしばです。
商品名が英単語そのものの場合たいていほぼ全てその商品の画像が出てきます。例えば「nexus」には「つながり、対話」等の意味がありますが検索すると出てくるのはほぼスマホのNEXUSの画像ばかりです。
まぁ、スマホならnexusの意味の「つながり、対話」を想起しやすいのでその画像を使います。単語の意味とかけ離れた画像ばかりの時は熟語あるいは文章で検索すると単語の意味を連想しやすい画像が出てくることもあります。なければ諦めます。
出てきた画像の使い方はその画像をnexusという名前で自分のパソコンに保存します。クラウドでも構いませんが…。私はピクチャホルダーの中に「絵単語」というホルダーを作ってそこに保存しています。拡張子はpngかjpgが良いと思います。
ただ保存するだけだと意味がわからないのでペイントを使って日本語の意味を隅っこに小さく書いておきます。また、大きさもばらばらなので500pxに拡大、縮小して統一しておきます。
エクスプローラーを使って「絵単語」のフォルダーを開くと右上に検索窓がありますのでそこに「かつて絵を保存した覚えはあるけど意味を思い出せない単語」を入力すると保存した画像が表示されます。
すぐには意味を見ないで最初は絵を見ただけで思いますように努力します。すると絵は記憶に残りやすいので単語の意味も記憶されやすいという仕組みです。
一応この方法でWeblio語彙力診断テスト(総合診断)で概ね「上級者」以上は取れるようになったのですがそこからが伸びません。
「上級者」で90pt前後でその上に「専門家」「博士」「達人」「賢者」があります。まだまだ上がありますがまだ「賢者」までしか取ったことがないのでわかりません。表示されている上位の方の点数を見るとポイントではおそらく300ptが満点と推定されます。
点数を伸ばす工夫として、今度はストーリーのある動画の方が記憶に残りやすいだろうということで英語のDVDを活用しています。
作品は好みであればなんでも良いのですが日本語音声で英語字幕が表示されるものを選んでいます。最近のDVDではほとんどありませんが古いものでは日本語音声がないものもあります。
そして日本語音声英語字幕で映画を見て字幕が表示されたらすぐ一時停止します。一応、読んでみてから日本語音声を聞きます。
覚えておきたい単語や気になる表現があればその部分をキャプチャして単語をファイル名として保存します。
キャプチャするソフトはBandicam[バンディカム]
を使っています。
静止画のキャプチャは無料版で可能です。動画も無料版でできますが10分で止まります。※キャプチャ可能なのはDVDのみでBlu-rayはできません。
この方法であれば映像に加えストーリーがあるのでより強力に記憶に残るのではないかと期待しています。
現在、Weblio語彙力診断テスト(総合診断)で連続20回「専門家」以上を目指して日夜奮闘中です。
映画好きで英語の語彙を増やしたい方にはおすすめの方法だと思います。よろしければお試しください。